おでん鍋のなか

#落書き #イブたん

きゅう　に　うちゅうへん　とやら　が　はじまってしまった　のでー

『行き当たりばったりはこの世界の常だしね』

でも　ぼく　うちゅう　って　いったら　てっきり　こういうのか　と　おもってた　しー
おもった　より　じみなんだなー　と

『そういう事言ってるとまた放り出されるよ』

#かばいののぼうけん

もぐもぐもぐ
ところ　で　ちかく　に　むら　は　ありません　か

『ここは砂漠の星だからね。みんな地下に住んでるんだよ。
　だから慣れないうちは探しづらいかもしれないね』

ちか　かー

『ところでなぜこの星に？』

おおっと

#かばいののぼうけん

かれいさんど　ください　な

『あいよー。ちょっと待っててな』

すなのなか　に　いた　けど　おいしい　のかな？

『おまちどうさん。熱々が美味しいよ』

どれどれ
もぐもぐ
こ　これ　は
う　ま　い　ぞー
「全然砂っぽくないね」

うん　ふしぎ

#かばいののぼうけん

かれい　が　いる
と　いうこと　は
ひらめ　も　いる　のかな

『ヒラメはあそこだよ、ほら』

わ
そら　に　たくさん　の　さかな　が
ひらめ　は　そらをとぶ　んだね
つかまえる　の　たいへん　そう

#かばいののぼうけん

『よっしゃ、一狩り行ってくるか』

かり？

『砂カレイを狩るんだよ。おりゃー！』

う　うわー
すなのなか　から　おおきな　かれい　が　でてきた　ぞ

#かばいののぼうけん

『……さんどー』

ん？

『砂の星名物・サンドサンドはいかがかねー』

さんどさんど？

『いらっしゃい。お好きな砂の星名物を挟むことができるよ』

すなのほし　めいぶつ
なに　が　あるんだ　ろう

#かばいののぼうけん